ss531の書評ブログ

書評を書いていきます。

坂の上の坂 藤原和博著

日本人は近代から現代にかけて、司馬遼太郎の小説にあるように坂の上の雲を目指し、一心不乱に生きてきた。また、戦後から今までの世代もその考えを薄く引きずっている。    .

 これから時代が劇変していくなかで人生100年時代の生き方を示唆してくれる内容です。.

 新卒で会社員になったばかりの人が読むとずっと気持ちが楽になりますし、三十代から四十代の方には、一昔前の生き方とは別な生き方が想像できるかもしれません。それ以上の方には、引退後の長い人生を見据えて生きる方法のヒントが隠されているかもしれません。.

 

 

 

 

・組織内自営業者になる

 誰もが知ってる大企業や大手銀行が破綻し、リストラが当たり前のことになった今、

 国や企業に守られていれば一生安泰に過ごせる、という時代は過ぎ去りました。

誰もがもう、そのことをわかっています。

                                                    

 組織内自営業者になってみましょう。

 理由としては、会社にいながら、スキルを磨けるからです。

スキルが一定以上であれば、会社でも存在感が増しますし、最悪、解雇されても、次への道が開けます。また、会社と対等な立場を目指すということでもあります、 スキルが高まれば、何処の組織にいても、活躍することができるので一石二鳥です。