ss531の書評ブログ

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起業1年目の教科書 今井 隆著

 本著作は、起業について書かれていますが、一言でいえば、起業は、確かにリスクですが、リスクの取り方にもいろいろあり、一つづつ明確化すると、リスクを軽減できますよという話です。

 これは、そのとおりでよくわかないリスク、つまり、ただ漠然と起業は危険という話が私のの近くでは多すぎます。では、どこが危険なの、サラ―リーマンは、どこが安定なのと聞くと、曖昧な話が多く、プロセスではなく、印象のみで判断していいることが多いと思います。起業というとどうしても、多額の借金をして、その借金を返せなくて倒産するというイメージがつきまとうでしょうね。

 

 では、逆にサラリーマンや公務員が安定しているのかということです。

 私も10年以上サラリーマンをやってきましたが、会社の業績によって全く安定しているとは思えないと考えました。以前も記述しましたが、業界や社内で所属する部署により、天国と地獄とまではいいませんが、それに近い現状はあります。

 

 また、公務員についても、昔は安定しているといわれていましたが、今後は、AI化や税収不足のため、AI化が最終的に困難な部署への異動などが検討されているという話も聞きますので、非常に判断が分かれるところではないでしょうか。

 

 いずれにぜよ、どんな職業に就いたとしても、不安とリスクは付きまとうと思いますので、そのリスクをいかに分散していくかが、これからなすべきことであると感じました。