物事を深堀して考えるということ
最近、芸人の闇営業について、取りざたされていますが、芸人の方が書かれた本を読んでみました。
読んだのは、又吉 直樹さんの「東京百景」と若林 正恭さんの「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」です。
一言でいうと、読み進めると「暗い」です。
深い沼にゆっくり嵌っていくような世界です。若林さんの著作については、前作も拝読しましたが、同じような感想を持ちました。
ただ「暗い」だけかというとまったくそんなことはなく、その逆で継続して成果が出ない中で深い考察が感じられまた、ホラー映画にあるような、恐ろしさの表現の中にある一筋の光や悲しみがあるような表現が散りばめられています。
お二人とも私とほぼ同世代の方ですが、若いころに物事に対して、継続して突き詰めて考えてきた結果、つまり深堀して考えるということが、大きな成果に繋がったと思います。
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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 [ 若林 正恭 ]
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